全ては、持続発展可能な循環型社会の構築に向けて

 地球が誕生して、46億年、人間の祖先アウストラロピテクスが誕生し300万年。人間が農耕を始めたのが、1万年前。地球の歴史に比べれば、人類の歴史の如何に短いことか。文明の開化は、その進化のスピードが加速するにつれ、精神的、道徳的な進化をはるかに凌駕してしまった。結果、際限の無い開発と消費が、地球上の多くの動植物を絶滅へと向かわせ、多くの海山川が埋め立て、削られていった。加えて、46億年という悠久の年月をへて培われた地球の蓄積エネルギーを爆発的勢いで消費し始めた。石油、石炭といった化石燃料である。そして、20世紀末、地球は、大きな悲鳴を上げ始めた。それが地球温暖化に起因すると思われる異常気象である。地球の地殻に取り込まれていたCO2が、掘り起こされ、エネルギーとして使用されるとともに、大気中に放出され、温室効果をもたらしていると考えられる。
 海水温度の上昇は、台風の巨大化と進路の変化を生み、日本や北米に多くの被害をもたらすにいたっている。気温の上昇は、氷河の減退や永久凍土の崩壊、そして、海面の上昇をもたらしている。南の島ツバルでは、その海面上昇による影響がはっきりと見て取れる。
 はっきりとした悲鳴を聞きながらも私たちは、何をすればいいのかがわからないでいる。環境対策や二酸化炭素減少の取り組みなどは、大企業や政府の仕事だと思ってはいないだろうか。個人のレベルで、何が出来ると高をくくってはいないだろうか。そんな難しいこと考えたことがないとか思ってはいないだろうか。今こそ、全ては、持続発展可能な循環社会の構築に向けて活動を解しなければならないのだ。決して難しいことではなく、身近なことから、簡単に取り組んでいける。
このコラムでは、そんな、ちょっとした取り組みを紹介していきたい。全ては、持続発展可能な循環型社会の構築のために。

筆者紹介
新野藤蔵 昭和40年6月14日生まれ
上智大学外国語学部卒業後、日商岩井株式会社勤務、ブラジルからの天然資源鉄鉱石の輸入を担当。当時の同社社長であり、後の日銀総裁の速水優氏に強い影響を受ける。平成4年にリサイクルトイレットペーパーのメーカー山西製紙株式会社取締役就任。平成15年、同社代表取締役。平成16年(社)日本青年会議所の循環社会創造委員長を経験。仙台市環境局エコチャレンジ監事、クリーンアメニティ仙台委員、仙台市交通局地下鉄東西線広瀬川橋梁検討委員などを務める。グリーン購入ネットワークみやぎ幹事。

前のページへ戻る>>


ページの先頭にもどる

Copyright (C) 2006 Miyagi Green Purchasing Network. All rights reserved.
掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます。
リンクについて