持続可能な循環型社会の実現に向けた取り組み NO.2

 地球の温暖化は、温室効果ガスによるものと言われています。太陽の活動が活発だから、地球の温度が上がっているという説もありますが、私は温室効果ガスによるものと思っています。
国際的にもこの温室効果ガス、主に二酸化炭素ですが、二酸化炭素を減らすために様々な取り組みがなされています。日本でも環境省が、クールビズやウォームビズ、モーニング娘の皆さんたちと「熱っちい地球を冷ますんだっ」とキャンペーンを展開していますね。
では、なぜ二酸化炭素が地球上(この場合の地球とは大気圏内の地球と考えてください)に増えるのでしょう。本来、地球上の物質は「かたち」を変えることがあっても、地球全体の総重量は変わらないはずです。ですから、二酸化炭素が宇宙のどこかからやってきて、地球を暖めているのではないのです。この大量の二酸化炭素は、地球の地殻の中から取り出された化石燃料が関係しているのです。つまり、もともと二酸化炭素は悪者ではなく、バランスよく地球上に存在していれば問題ないのですが、石炭や石油といった長い時間をかけて地殻に蓄積した大量の二酸化炭素の発生源を一気に消費することで、増えているのです。言い換えれば、私たち先進国の暮らしが豊かになると比例して、地球環境を貧しくしているのです。
このようなことから、世界中の多くの国々が温室効果ガス削減に努力しているのです。その取り組みの輪は様々なかたちで広がりを見せています。決して、国家レベルの取り組みだけでなく、会社や地域、個人に至るまで多くの人が取り組んでいます。その取り組みの一つ一つが全ては持続発展可能な循環型社会への着実な一歩なのです。でも、その歩みを止めることは許されませんし、もっともっとスピードを上げなければなりません。
次回からは、この持続可能な循環型社会の実現に向けた取り組みの実例を紹介してまいりたいと思っています。

筆者紹介
新野藤蔵 昭和40年6月14日生まれ
上智大学外国語学部卒業後、日商岩井株式会社勤務、ブラジルからの天然資源鉄鉱石の輸入を担当。当時の同社社長であり、後の日銀総裁の速水優氏に強い影響を受ける。平成4年にリサイクルトイレットペーパーのメーカー山西製紙株式会社取締役就任。平成15年、同社代表取締役。平成16年(社)日本青年会議所の循環社会創造委員長を経験。仙台市環境局エコチャレンジ監事、クリーンアメニティ仙台委員、仙台市交通局地下鉄東西線広瀬川橋梁検討委員などを務める。グリーン購入ネットワークみやぎ幹事。

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