全ては、持続発展可能な循環型社会の構築に向けて「3Rの話」 No.4

 3月2日に宮城県の環境事業公社様主催の環境セミナーに参加してまいりました。毎年開かれている環境セミナーの今回のテーマは、3R。企業として取り組むべき事を学んできました。この3R、今、政府広告でも現在一生懸命取り組んでいますね。テレビにはモーニング娘も登場していますから、ごらんになった方も多いと思います。私も2005年に小池百合子環境大臣(当時)のお話を伺ったことがありますが、温暖化対策として、国民の理解を得るために取り組んでいく施策の一つとして、「クールビズ」、「もったいない」などと並列し「3R」を取り上げておりました。3Rとは、リデュース(減量化)、リユース(再利用)、リサイクル(再資源化)を意味する言葉です。企業が取り組むべきことでも、ありますが、私たちの生活の中で簡単に実現できることでもあります。

 まず、リデュースとは、ゴミを減らすということです。私たちの暮らしの中に置き換えて見ますと、例えば、食べ残しを減らすとか、分別を徹底してゴミを出さないように工夫するということです。

 次に、リユースは、再使用ということですね。昔は当たり前だったお下がりが代表例なのでしょうか。近年あちこちで開催されているフリーマーケットなどは、リユースの最先端でしょうね。また、3月は卒業のシーズンです。卒業生から後輩に送られる一人暮らし用品も、まさにリユースですね。

 最後のリサイクルの定義は、最近少し変わっているような気がします。再利用をリユースと位置づけましたので、リサイクルは、再資源化ということになると思います。ゴミの分別や、古紙回収、資源ゴミ回収などに積極的に携わって行きたいですね。何気なくゴミ箱に捨てている紙も、オフィスや家庭で集積し古紙回収に回していただきたいですね。

 この様に、環境省で推進する3Rのほかにこれに類似するものとして「2つのR」を追加する方もおります。折角ですのでご紹介しましょう。

 その二つとは、REPAIR(修理する)とREFUSE(断る)の2つのRです。
リペアーとは、修理するということで、リユースに近いものがあるかもしれませんね。安易に捨てず、修理修繕をしてものを大切に使う、とても大切で素敵なことですね。欧米では、何十年と使い込まれた家具などはアンティークとしてより価値の高いものとして、大切に修繕管理を行って使い続けられますよね。

 そしてもう一つが、リフューズで、断ることですね。これも、リデュースに近いかもしれませんが、ゴミの発生につながると思うサービスを断ることです。簡単に言いますと過剰包装や不必要な割り箸など、日々の生活で実践できることです。

 どうでしょう、この5つのR。大々的に企業が取り組むべき3つのRとして捕らえることも大切ですが、どれもそんなに難しいことではなく、生活の中で、ちょっとしたことで出来そうなことばかりですね。勿論、企業のオフィスという仕事中の生活空間でも、すぐにでもできそうですね。今日も、地球温暖化の影響によると思われるニュースが、テレビから流れてきます。この5つのRで、熱っちい地球をさますんだっ!

詳しくは、環境省HPまで、http://www.env.go.jp/

筆者紹介
新野藤蔵 昭和40年6月14日生まれ
上智大学外国語学部卒業後、日商岩井株式会社勤務、ブラジルからの天然資源鉄鉱石の輸入を担当。当時の同社社長であり、後の日銀総裁の速水優氏に強い影響を受ける。平成4年にリサイクルトイレットペーパーのメーカー山西製紙株式会社取締役就任。平成15年、同社代表取締役。平成16年(社)日本青年会議所の循環社会創造委員長を経験。仙台市環境局エコチャレンジ監事、クリーンアメニティ仙台委員、仙台市交通局地下鉄東西線広瀬川橋梁検討委員などを務める。グリーン購入ネットワークみやぎ幹事。

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